アニメーション「よるのさかな」
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アニメーション「よるのさかな」

「私は大学院に所属した2年間で3DCGについて学び、特に2Dアニメーション風のノンフォトリアルな表現「トゥーンレンダリング」を用いて制作に取り組んだ。本作品で私が目指した事は、水彩画を3DCGに取り入れたアニメーション作りである。水彩絵の具の魅力は、水の量による濃淡と異なる色同士が混ざり合ってできるグラデーション、絵の具が水の淵に溜まってできるウェットエッジや、絵の具のかすれ具合などがあげられる。特に透明水彩絵の具に水を多く含み薄めた色の透明感は魅力的である。このような現実の画材のマチエールが持つ豊かな表現を、3DCGアニメーションに取り入れた作品を作りたいと思い、制作を始めた。

この1年は不安や悩みを抱えた年であった事から、自分自身や社会が抱える不安を夜空を泳ぐ黒い魚や封をした箱でに投影して表現した。