ナガタタケシ 准教授
INTERVIEW

ナガタタケシ 准教授

  • デジタルアート・アニメーション学専攻
  • CG/映像デザイン

どんなプロジェクトがあるのですか?

ハイブリッド・アニメーションといって、新しい分野の手法と古い分野の手法を融合して独自の技法を見つけ、アニメーションの表現の幅を広げることをこの研究室の方針としています。それに沿った制作をしている学生もいれば、何かひとつの表現手法や方法を追求している学生もいます。 大学の設備には、モーションキャプチャスタジオやグリーンバックスタジオなどもあり、例えば人間の“生”の動きを研究・撮影・収録したい、という場合はそういったことも可能で、学生たちは、それらを有効に利用して作品制作に役立てています。

私の行う制作プロジェクトのスタッフとして、現場で勉強することもできます。ヒエラルキーを作り、ピラミッド型の人員構成で、もしも分からないことがあれば、ひとつ上のクラスの人に聞くというやり方で、大学院生になると、スタッフを動かせる人は殆どディレクションに近いトップの立場になる場合もあります。

たとえば、『おかっぱちゃん旅に出る』は私が監督として立ち、4人の学生が演出を担当、脚本は同学科のいしぜきひでゆき先生、音楽監督は山路敦司先生が担当、その下に数十人の学生スタッフが動いて制作されています。全8話の1話ずつに演出がつき、各演出のもとに制作進行、撮影監督、照明、録音、助手など、本来の映画制作と似たスタッフ構成で進めています。海外ロケを行ったシーンでは、教員ふたりと学生数名と現地のプロのスタッフ、系十数名のスタッフで進行しました。また、2010年の上海万博の際には、日本館に隣接したホールで「愛知県ウィーク」という1週間のイベントがあり、光のアニメーション「PiKAPiKA」のワークショップを開催しました。このときは、中国から来ている留学生が司会進行をつとめ、現地の参加者のための事前レクチャーも実施しました。国内外での反響も良く、「第6回日本イベント大賞」のグローバル大賞を頂きました。

この研究室では、学生たちと旅行に出かけることもあります。フィールドワークで美術をはじめとして様々な事に見たり触れたりして、何か新たな表現の方法や題材を見つける糸口を探しています。そのようなことを一緒に目指し、行動したい人はぜひこの研究室に来てほしいですね。

おかっぱちゃん旅に出る
http://denchan.tv/ 

PiKAPiKA
http://tochka.jp/pikapika/ 

第6回日本イベント大賞
http://www.pref.aichi.jp/0000039064.html